アンドロメダ座R星
アンドロメダ座の変光星 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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アンドロメダ座R星(アンドロメダざRせい、R Andromedae、R And)は、アンドロメダ座にあるミラ型変光星である。ミラ型変光星の中でも、変光の変動幅が非常に大きいものの一つである。スペクトル型はS型に分類され、そのスペクトルには酸化ジルコニウムの吸収帯が目立つ[6]。また、ポール・メリルがS型星のスペクトルからテクネチウムの吸収線を発見した時の観測対象の一つであり、恒星内部で元素合成が起こっている証拠と考えられている[7][4]。アンドロメダ座R星は、SH(水素化硫黄)分子が宇宙で検出された最初の例でもある[8]。質量放出率は高く、一年当たり8 ×10−6太陽質量程度の質量を失っているとみられる[3]。
概要 アンドロメダ座R星, 星座 ...
アンドロメダ座R星 R Andromedae | ||
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星座 | アンドロメダ座 | |
見かけの等級 (mv) | 5.8 - 15.2[1] | |
変光星型 | ミラ型[1] | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 00h 24m 01.9473999328s[2] | |
赤緯 (Dec, δ) | +38° 34′ 37.326131071″[2] | |
視線速度 (Rv) | -6.40 km/s[2] | |
固有運動 (μ) | 赤経: -17.242 ± 0.491ミリ秒/年[2] 赤緯: -30.066 ± 0.457 ミリ秒/年[2] | |
年周視差 (π) | 4.1281 ± 0.4616ミリ秒[2] (誤差11.2%) | |
距離 | 1,100 光年[注 1] (350 パーセク[3]) | |
アンドロメダ座R星の位置(丸印)
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物理的性質 | ||
半径 | 440 R☉[4] | |
質量 | 1 M☉[4] | |
表面重力 | 0.003 G[5][注 2] | |
スペクトル分類 | S3,5e - S8,8e (M7e)[1] | |
光度 | 6,300 L☉[3] | |
表面温度 | 2,600 K[4] | |
金属量[Fe/H] | -1.00[5] | |
他のカタログでの名称 | ||
BD +37 58, HD 1967, HIP 1901, HR 90, IRC +40009, SAO 53860 | ||
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