RRR (映画)
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『RRR』(アールアールアール、原題: RRR[注釈 2])は、2022年のインドのテルグ語叙事詩的ミュージカルアクション映画。監督はS・S・ラージャマウリ、脚本はラージャマウリとV・ヴィジャエーンドラ・プラサードが共同で務め、N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アジャイ・デーヴガン、アーリヤー・バット、シュリヤ・サラン、サムドラカニ、レイ・スティーヴンソン、アリソン・ドゥーディ、オリヴィア・モリスが出演している。物語は実在の独立運動指導者コムラム・ビームとアッルーリ・シータラーマ・ラージュを主人公としたフィクションであり、2人が歴史上に登場する以前の空白の時代を舞台にし、2人がイギリス領インド帝国に戦いを挑む姿を描いている。
RRR | |
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RRR | |
監督 | S・S・ラージャマウリ |
脚本 |
S・S・ラージャマウリ サーイ・マーダヴ・ブッラー(英語版)(台詞) |
原案 | V・ヴィジャエーンドラ・プラサード |
製作 | D・V・V・ダナイヤー(英語版) |
出演者 | |
音楽 | M・M・キーラヴァーニ |
撮影 | K・K・センティル・クマール |
編集 | A・スリーカル・プラサード |
製作会社 | DVVエンターテインメント |
配給 |
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公開 |
2022年3月25日 2022年10月21日 |
上映時間 | 182分[1][注釈 1] |
製作国 | インド |
言語 | |
製作費 | ₹5,500,000,000[3] |
興行収入 |
₹12,000,000,000 - 12,580,000,000[4] 23億4500万円[5] |
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2018年11月からハイデラバードで撮影が始まったが、COVID-19パンデミックによる撮影中断もあり、撮影が終了したのは2021年8月だった。COVID-19パンデミックによる製作遅延や劇場封鎖を経て、2022年3月25日に公開された。批評家からはラージャマウリの演出、主演俳優の演技、映画音楽、アクションシークエンス、カメラワーク、VFX、脚本を高く評価されている。また、製作費55億ルピーに対して興行収入は120億ルピー以上を記録する成功を収め、第69回国家映画賞(英語版)で健全な娯楽を提供する大衆映画賞を受賞したほか、挿入歌の「ナートゥ・ナートゥ」が第80回ゴールデングローブ賞(英語版)で主題歌賞、第95回アカデミー賞で歌曲賞を受賞した。
日本では2022年10月21日に公開され、興行収入は10億円を超えて日本で公開されたインド映画の中で最も高い興行収入を記録し[7]、『ムトゥ 踊るマハラジャ』が保持していた記録を塗り替えた[8]。また、第46回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞を受賞している[9]。