アングレームの領主一覧
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アングレーム伯(comtes d'Angoulême)およびアングレーム公(ducs d'Angoulême)は、フランス西部のアングレームの領主である。アングレームはもともとカロリング帝国のアキテーヌ王国の一部であった。カール大帝の継承者のもとで、在地のアングレーム伯は独立状態にあり、1308年までフランス王国に統合されなかった。ブレティニー条約(1360年)により、当時アングレーム伯が支配していたアングモアの地は、イングランドの領土としてエドワード3世に割譲された。1371年、アングレームはフランス王家の分家であるベリー公の封土となり、その後オルレアン公ルイの手に渡った。これ以降、アングレームはアングレーム伯フランソワがフランス王フランソワ1世となる1515年まで、ヴァルワ=オルレアン家が保持した。その後、アングモアは公領としてフランス王家の領地に統合された。