エンタープライズ (CV-6)
ヨークタウン級航空母艦 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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エンタープライズ (USS Enterprise, CV-6) は、アメリカ海軍が第二次世界大戦で運用した航空母艦。ヨークタウン級の2番艦。アメリカ海軍においてエンタープライズの名を受け継いだ艦としては、七隻目にあたる。艦名の “Enterprise” は、「冒険心」「困難への挑戦」「進取の気性」「企業」といった意味を持つ。排水量2万トンと空母としては中型でありながらも、その戦いぶりから “ビッグ E”(偉大なE)の愛称で親しまれ、大戦中に大小15回の損傷を受けながらも、高いダメージコントロール能力と幸運により沈まず大戦を生き抜いた。その外 “ラッキー E(幸運なE)”、“グレイゴースト(灰色の亡霊)”、“ギャロッピングゴースト(駆け回る亡霊)” の愛称もあった。ビッグEやラッキーEの “E” には、“Enterprise”(冒険心)の頭文字の意味と共に “Excellence”(優秀)、“efficient awards”(能率の良い艦艇に授与された賞)の頭文字の意味も含まれていた。
エンタープライズ | |
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基本情報 | |
建造所 | バージニア州、ニューポート・ニューズ造船所 |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | 航空母艦 |
級名 | ヨークタウン級 |
愛称 |
ビッグE (The Big E) ラッキーE (Lucky E) グレイ・ゴースト (Grey Ghost) ギャロッピング・ゴースト (Galloping Ghost) |
艦歴 | |
発注 | 1933年 |
起工 | 1934年7月16日 |
進水 | 1936年10月3日 |
就役 | 1938年5月12日 |
退役 | 1947年2月17日 |
その後 | 1960年5月に解体完了 |
要目([1]) | |
基準排水量 |
建造時:19,800 トン 改装後:21,000 トン |
満載排水量 |
建造時:25,500 トン 改装後:32,060 トン |
全長 |
建造時:824フィート9インチ (251.38 m) 改装後:827フィート5インチ (252.20 m) |
水線長 | 770フィート (230 m) |
最大幅 |
建造時:109フィート6インチ (33.38 m) 改装後:114フィート5インチ (34.87 m) |
水線幅 | 83フィート3インチ (25.37 m) |
飛行甲板 | 813フィート10.81インチ (248.0770 m)×97フィート6.36インチ (29.7271 m) |
吃水 |
建造時:24フィート5.5インチ (7.455 m) 改装後:27フィート11インチ (8.51 m) |
主缶 | バブコック&ウィルコックス製水管ボイラー×9基 |
主機 | パーソンズ式蒸気タービン×4基 |
出力 |
設計:120,000馬力 (89,000 kW) 公試:120,517馬力 (89,870 kW) |
推進器 | スクリュープロペラ×4軸 |
最大速力 |
設計:32.5ノット (60.2 km/h) 公試:33.65ノット (62.32 km/h) |
航続距離 | 12,500海里 (23,200 km)/15ノット時 |
乗員 |
2279名(士官:49名、艦船:1519名、航空:711名) 最大2919名 |
兵装 |
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装甲 |
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搭載機 |
80-90機 最大98機[2] |
その他 |
エレベーター×3基 カタパルト×3基(飛行甲板2、格納庫1) |
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「エンタープライズ」は太平洋戦争開戦前に建造され、終戦まで無事に生き残った3隻の正規空母(艦隊型空母)のうちの一隻[注釈 1]であり、太平洋戦争中の主要な海戦のほぼ全てに参加して数多くの戦果をあげ、大戦中で最多の20の従軍星章(バトルスター)を得た。また、空母として初めて大統領部隊感状を受賞、後に海軍部隊褒章も受賞し両方を受賞した唯一の艦艇となった。それ以外でもイギリス海軍から他国籍の海軍艦艇として唯一、英国海軍本部ペナントを受章するなど第2次世界大戦でもっとも勲章を受けたアメリカ海軍の軍艦 (英語版) となった。
「エンタープライズ」は大戦を通して最も多く改装を受けた空母にもなった。他に日本軍の大本営発表によって9度撃沈発表がなされており、敵国により行われた虚偽の撃沈発表回数において史上最多の記録も持つ。