キング・ジョージ5世級戦艦
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キング・ジョージ5世級戦艦(キング・ジョージ5せいきゅうせんかん、英: King George V class battleship)は、第二次世界大戦前にイギリス海軍が建造した超弩級戦艦の艦級である。ここでは1940年から就役を開始した2代目のキング・ジョージ5世級戦艦について述べる。1912年に就役を開始した初代についてはキング・ジョージ5世級戦艦 (初代)を参照。
概要 基本情報, 艦種 ...
キング・ジョージ5世級戦艦 | |
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1945年に撮影された「キング・ジョージ5世」 | |
基本情報 | |
艦種 | 戦艦 |
運用者 | イギリス海軍 |
就役期間 | 1940年 - 1951年 |
建造数 | 5 |
前級 | ネルソン級 |
次級 | ライオン級 |
要目 | |
基準排水量 | 38,030 トン |
満載排水量 | 42,237 トン |
全長 | 227.1 m |
最大幅 | 31.5m |
吃水 | 8.8m |
主缶 | 海軍式三胴型重油専焼水管缶×8基 |
主機 | パーソンズ式オール・ギヤードタービン×4基 |
推進器 | スクリュープロペラ×4軸 |
出力 | 110,000 shp |
最大速力 | 28ノット (52 km/h)(1941年)[注釈 1] |
航続距離 | |
兵装 | |
装甲 |
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搭載機 | 水上機:4機(最大)、2機(常用) |
レーダー | |
その他 | 埋め込み式カタパルト×1基 |
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後述の通り、政治的な要因のため主砲の口径がいわゆる新戦艦(海軍休日終了後に就役した戦艦)の中で最も小さく抑えられており、その搭載数を防御力改善のため当初予定の12門から10門に減らした事もあり、火力では欧州におけるライバルであるビスマルク級やヴィットリオ・ヴェネト級、リシュリュー級に劣っていたものの、一部の装甲帯は長門型より厚く、結果的に防御力を重視した設計となっていた。
その戦力はドイツやイタリアの主力艦を圧倒していた[1]。