コラ半島超深度掘削坑
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コラ半島超深度掘削坑(コラはんとうちょうしんどくっさくこう、露: Кольская сверхглубокая скважина、Kol'skaya sverkhglubokaya skvazhina)は、コラ半島のペチェングスキー地区でソビエト連邦が行っていた地球の地殻深部を調べる科学プロジェクトである。掘削はUralmash-4Eを使用して1970年5月24日に始まり、その後Uralmash-15000シリーズの掘削リグを使用して開始された。ボーリング坑は中央の穴から分岐することによって掘削され、最も深いSG-3は1989年に12,262m(40,230ft)に達し、今も地球上で最も深い人工地点である[1]。ボーリング坑は直径23cm[2]。
概要 コラ半島超深度掘削坑, 所在地 ...
コラ半島超深度掘削坑 | |
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所在地 | |
所在地 | ムルマンスク州ペチェングスキー(en:Pechengsky District) |
国 | ロシア連邦 |
座標 | 北緯69度23分46.39秒 東経30度36分31.20秒 |
最深 | 12,262メートル (40,230フィート; 7.619マイル) |
歴史 | |
開山 | 1965 |
採掘期間 |
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閉山 | 1995 |
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 | |
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本坑は現在世界で最も深いボーリング坑であるが、掘削から20年近くは最も長い坑道でもあった。坑道長の記録については2008年にカタールのAl Shaheen油井が12,289mに、2011年にはロシアのサハリン沖サハリン1のオドプツOP-11油井が坑道延長12,345m(40,502ft)に達している。