シルバースラッガー賞受賞者一覧 (二塁手)
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シルバースラッガー賞は、ナショナルリーグ・アメリカンリーグの各リーグからその年のシーズンで最も打撃に優れていた選手が各ポジション1人ずつ計9人が、各チームの監督・コーチの投票によって選出される。指名打者制を採用しているアメリカンリーグは投手の代わりに指名打者が選ばれる[1]。1980年、ケンタッキー州ルイビルのバットメーカーであるヒラリッチ&ブラズビー社が表彰を始める。名称は自社商品である「ルイビル・スラッガー」から採られた[2]。受賞者に贈られるトロフィーは高さ3フィート(約91cm)である[1]。
二塁手としてのシルバースラッガー賞の受賞回数は、ライン・サンドバーグ(1984年、1985年、1988年 - 1992 年)の7回が最多である[3]。サンドバーグに次ぐ受賞回数は5回でロビンソン・カノ(2006年、2010年 - 2013年)、ホセ・アルトゥーベ(2014年 - 2018年)の2選手である。次いで4回でジェフ・ケント(2000年 - 2002年、2005年)、クレイグ・ビジオ(1994年 - 1995年、1997年 - 1998年)、チェイス・アトリー(2006年 - 2009年)、ロベルト・アロマー(1992年、1996年、1999年 - 2000年)、フリオ・フランコ(1988年 - 1991年)、ルー・ウィテカー(1983年 - 1985年、1987年)の6選手である[3]。
DJ・ルメイユが2020年に二塁手としてシルバースラッガー賞受賞者のシーズン記録となる打率.364を記録。2016年、ダニエル・マーフィーがナ・リーグ記録となる打率.347を記録。出塁率のシルバースラッガー賞受賞者のシーズン記録は、ウィリー・ランドルフの.427で、シルバースラッガー賞が創設された1980年に記録。ジェフ・ケントは二塁手としてシルバースラッガー賞受賞者のシーズン記録となる長打率.596(2000年)を記録。本塁打はライン・サンドバーグ(40本塁打・1990年)、打点はブレット・ブーン(141打点・2001年)が二塁手としてシルバースラッガー賞受賞者のシーズン記録である。