フォークランド危機 (1770年)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
1770年フォークランド危機(1770ねんフォークランドきき、英語: Falklands Crisis of 1770)は、大西洋南部のフォークランド諸島の領有権をめぐるグレートブリテン王国とスペイン王国の外交対立。この外交危機により、フランスの後ろ盾を得たスペインとイギリスの間で戦争が勃発する寸前となり、3国とも艦隊を派遣して、不毛ながら戦略的要地であるフォークランド諸島への主張を押し通そうとした。
最終的にはフランスからの支援の欠如によりスペインが譲歩、英西ともフォークランド諸島での集落を維持しつつ領土主張を取り下げないという妥協がなされた。