九州電気軌道不正手形事件ウィキペディア フリーな encyclopedia 九州電気軌道不正手形事件(きゅうしゅうでんききどうふせいてがたじけん)は、九州電気軌道(九軌、現・西日本鉄道)2代目社長の松本枩蔵が、専務在職中から約10年間にわたって社名手形を不正に発行し、資金を私消していたという事件・不祥事である。1930年(昭和5年)に不正手形の存在が発覚し、手形の回収が終わった翌1931年(昭和6年)に公表された。会社の発表によると不正手形の総額は2,250万円に及ぶ。「九軌不正手形事件」、「九軌手形濫発事件」、「松本事件」などとも呼ばれる。 不正手形を濫発した松本枩蔵
九州電気軌道不正手形事件(きゅうしゅうでんききどうふせいてがたじけん)は、九州電気軌道(九軌、現・西日本鉄道)2代目社長の松本枩蔵が、専務在職中から約10年間にわたって社名手形を不正に発行し、資金を私消していたという事件・不祥事である。1930年(昭和5年)に不正手形の存在が発覚し、手形の回収が終わった翌1931年(昭和6年)に公表された。会社の発表によると不正手形の総額は2,250万円に及ぶ。「九軌不正手形事件」、「九軌手形濫発事件」、「松本事件」などとも呼ばれる。 不正手形を濫発した松本枩蔵