日本海呼称問題
国際的に「日本海」ないしその同義語で呼ばれている海域の呼称を大韓民国が変更するように求めている呼称問題 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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日本海呼称問題(にほんかいこしょうもんだい、英: Sea of Japan naming dispute)とは、国際的に「日本海」ないしその同義語で呼ばれている海域の呼称を大韓民国(韓国)が独自の呼称である東海(トンヘ)に変更するように求めている呼称問題である[1]。1992年に韓国が問題提起して以降[2]、国際水路機関 (以下、IHO) の「大洋と海の境界 (S-23)」[3][4]」の改訂に関する会議や、国際連合地名標準化会議などで、日本海の名称変更および変更に至るまでの間の併記を要求する運動を行っている[5]。(経過は後述)
この問題に関しては、韓国と北朝鮮が強く主張し続けているが、韓国・北朝鮮両国の主張は足並みは揃っておらず、韓国は「東海 (East Sea)」への変更および変更に至るまでの間の併記を要求し[5]、北朝鮮は「朝鮮東海 (East Sea of Korea)」または「朝鮮海 (Sea of Korea)」への変更または併記を要求している[6]。 日本政府は、韓国側が日本海のみを「East Sea」にするよう主張し、黄海や東シナ海については韓国国内で同様に用いている「West Sea(西海)」「South Sea(南海)」に変更すべきとの主張や活動をしていないことから、これが殊更に日本海のみを標的にしたものであると分析している[7]。