洋燈と二児童
黒田清輝の絵画 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
『洋燈と二児童』(ようとうとにじどう、洋灯と二児童、洋燈と二兒童、英: Lamp and Two Children)は、日本の洋画家黒田清輝が1890年(明治23年)から1891年(明治24年)にかけて描いた絵画[1][2][3]。ランプが置かれたテーブルで縫いものをしている少女と居眠りをしている少年が描かれている[4][5]。本画について黒田は、養父の清綱に宛てた1890年(明治23年)12月5日付けの書簡では「ランプの前にて婦人針仕事の図」[6]と呼び、養母の貞子に宛てた1891年(明治24年)1月23日付けの書簡では、「よるらんぷをつけておんながはりしごとをしてをるゑ」[7]と呼んでいる。麻布製のカンヴァスに油彩。縦100.4センチメートル、横81.0センチメートル[8][2]。広島県のひろしま美術館に所蔵されている[8]。『洋燈と二小兒』[9]『家庭の夜』[5]『ラムプニ二子供』[10]『夜なべ』[11]とも。