潤沢 (クルアーン)
クルアーンの第108章 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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潤沢(アル・カウサル、アラビア語: سورة الكوثر)とは、クルアーンにおける第108番目の章(スーラ)。3つの節(アーヤ)から成る[1]。章題は第1節の「潤沢を授けた」に由来しており、潤沢と訳されているカウサルとは宝の山という意味を持つ語で、ここでは天国に存在する川を指し示している[2]。ネデルケの配列でマッカ初期の啓示とされるなど多くの学者がマッカ時代の啓示であるとしているが[2][3]、タフスィールではマッカもしくはマディーナ期の啓示であるとして時期を特定していない[4]。