黄金の子牛の礼拝
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この項目では、プッサンの絵画について説明しています。ティントレットの絵画については「黄金の子牛の礼拝 (ティントレット)」をご覧ください。 |
『黄金の子牛の礼拝』(おうごんのこうしのれいはい、伊: L'Adorazione del Vitello d'oro)は、フランスバロック期の画家で主にイタリアで活動したニコラ・プッサンが1633年から1634年に制作した絵画である。油彩。主題は『旧約聖書』「出エジプト記」32章で語られている預言者モーゼが唯一神から十戒の記された石板を授かった後の物語(黄金の子牛)から取られている。ローマの重要なパトロンのカッシアーノ・ダル・ポッツォ(英語版)の従兄弟、アメデオ・ダル・ポッツォ(Amedeo Dal Pozzo)から、対作品『紅海横断』(Crossing of the Red Sea)とともに発注された[1]。現在はロンドンのナショナル・ギャラリーに所蔵されている。