ガイズ&ドールズ
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『ガイズ&ドールズ』 (Guys & Dolls) は、フランク・レッサー作詞作曲、ジョー・スワーリング(英語版)およびエイブ・バロウズ(英語版)脚本によるミュージカル。
概要 ガイズ&ドールズ Guys & Dolls, 作曲 ...
ガイズ&ドールズ Guys & Dolls | |
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作曲 | フランク・レッサー |
作詞 | フランク・レッサー |
脚本 |
ジョー・スワーリング(英語版) エイブ・バロウズ(英語版) |
原作 | "The Idyll of Miss Sarah Brown" and "Blood Pressure" by デイモン・ラニアン[1] |
初演 | 1950年 – ブロードウェイ |
上演 |
1950 ブロードウェイ 1953 ウェスト・エンド 1976 ブロードウェイ再演 1982 ロンドン再演 1992 ブロードウェイ再演 2005 ウェスト・エンド再演 2009 ブロードウェイ再演 2015 ウェスト・エンド再演 |
受賞 |
トニー賞 ミュージカル作品賞 トニー賞 脚本賞 (1982) ローレンス・オリヴィエ賞 ミュージカル作品賞 トニー賞 再演作品賞 ドラマ・デスク・アワード 再演作品賞 (2005) ローレンス・オリヴィエ賞 ミュージカル作品賞 |
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デイモン・ラニアンの2つの短編『The Idyll of Miss Sarah Brown』(1933年)および『Blood Pressure』を原作としている[1][2]。またラニアンの『Pick the Winner』など他の作品からも登場人物や筋書を取り入れている[3]。
1950年のブロードウェイ初演から1,200回以上も上演され、トニー賞 ミュージカル作品賞を受賞した。ブロードウェイやロンドンで再演を重ねている他、1955年にはマーロン・ブランド、ジーン・シモンズ、フランク・シナトラ、ヴィヴィアン・ブレイン(英語版)が出演する映画版『野郎どもと女たち』が製作された。
1951年、ピューリッツァー賞 戯曲部門に一旦選ばれたが、脚本家のエイブ・バロウズが下院非米活動委員会(HUAC)により共産党シンパと明かされコロンビア大学理事会が投票拒否したため、同年のピューリッツァー賞戯曲部門は該当作なしとなった[4]。
1998年、ヴィヴィアン・ブレイン、サム・レヴェン(英語版)、ロバート・アルダ(英語版)、イザベル・ビグリー(英語版)らが歌う、1950年のデッカ・レコードから発売されたオリジナル・ブロードウェイ・キャスト・アルバムが、参加者たちの没後にグラミーの殿堂入りを果たした[5]。
ブロードウェイでも、最も陽気なミュージカル・コメディの一つとして、評価の高い作品であり、ミュージカル・ファンなら誰もが知るとまで言われている[6]。