北カフカース鉄道支社
ロシア鉄道の支社 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
北カフカース鉄道支社(ロシア語: Северо-Кавказская железная дорога)は、西のアゾフ海周辺から黒海沿岸を通り、カフカス山脈北部の北カフカース地方を経て、東のカスピ海周辺に到る地方を管轄するロシア鉄道の支社である。軌間はロシア式の広軌で1520mm。ロストフ州の州都・ロストフ・ナ・ドヌに運行本部が置かれている。総延長は 6315.9 km、駅数は403である(2005年現在)。
ロストフ州、クラスノダール地方、スタヴロポリ地方、アディゲ共和国、カラチャイ・チェルケス共和国、北オセチア共和国、イングーシ共和国、チェチェン共和国、ダゲスタン共和国、カルムイク共和国と10の連邦構成主体を通る鉄道路線である。
グロズヌイ、クラスノダール、マハチカラ、ミネラーリヌィエ・ヴォードィ、バタイスク、タガンログなどが主要駅である。 また、夏季にはゲレンジークやアナパ、ソチなどの駅や区間は行楽客で賑わう。貨物輸送ではノヴォロシースクやトゥアプセなど石油の積み出し港が重要な駅となっている。