鉄鐸ウィキペディア フリーな encyclopedia 鉄鐸(てったく)とは、古代日本の鉄製祭器。文献や伝世品では佐那伎/佐奈伎(さなき/さなぎ)の鈴とも称される。 諏訪大社上社の鉄鐸。 銅鐸が鋳造で作られるのに対し、鉄鐸は鉄板を丸めて作られるため、円錐形の似た形状を持つ場合もあるが、構造は異なる。銅鐸との共通点として舌(ぜつ)を吊すことが挙げられる。銅鐸は弥生時代の遺物だが、鉄鐸は古墳時代以降のものしか発見されておらず、平安時代の遺物も見つかっている。
鉄鐸(てったく)とは、古代日本の鉄製祭器。文献や伝世品では佐那伎/佐奈伎(さなき/さなぎ)の鈴とも称される。 諏訪大社上社の鉄鐸。 銅鐸が鋳造で作られるのに対し、鉄鐸は鉄板を丸めて作られるため、円錐形の似た形状を持つ場合もあるが、構造は異なる。銅鐸との共通点として舌(ぜつ)を吊すことが挙げられる。銅鐸は弥生時代の遺物だが、鉄鐸は古墳時代以降のものしか発見されておらず、平安時代の遺物も見つかっている。