クベット・エル=ハワ
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クベット・エル=ハワ(クッベト・エル=ハワ[2][3][注 1]、Qubbet el-Hawa、アラビア語: قبة الهوا)は、エジプトのアスワン市街の対岸、ナイル川西岸にある貴族の墓(英: Tombs of the Nobles〈Aswan Princes' Tombs〉)として知られる遺跡である[11]。古代エジプトにおいて上エジプトの第1ノモス(州)であったエレファンティネの州都の北1キロメートル余りに位置する[1]。主に古王国から中王国時代にかけて、知事[12]や貴族の墓地としての役割を果たしたほか、新王国時代の墓、聖アントニオスのコプト修道院、それに頂上にはイスラム教の首長の小祠堂(墓[13])がある[14]。
概要 別名, 所在地 ...
Qubbet el-Hawa قبة الهوا | |
別名 |
貴族の墓 Tombs of the Nobles (Aswan Princes' Tombs) |
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所在地 |
エジプト アスワン県アスワン |
地域 | 上エジプト南部 |
座標 | 北緯24度06分06秒 東経32度53分21秒 |
標高 | 180 m (591 ft)[1] |
区分 | 文化遺産 |
基準 | (1), (3), (6) |
登録日 | 1979年 |
所属 | アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群 |
登録コード | 88 |
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この遺跡地区は、1979年にユネスコ (UNESCO) の世界遺産として、上エジプトのさまざまな構造物とともに「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群」の一部に登録されている[6][15]。