ドロップ・タワー
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ドロップ・タワー(英: drop tower)もしくはビッグドロップ(英: big drop)は中央構造またはタワーを組み入れたアトラクションの一種。高さ、乗客定員、リフトのタイプ、ブレーキのタイプはものにより異なる。大量生産される設計もいくつかあるが、多くは特注である。乗客は最初に自由落下を経て、その後急激に重い減速を経験する。
ほとんどのドロップ・タワーでは、乗客が乗るゴンドラは巨大な垂直構造の天辺に上がり、その後解放されて自由落下する。ゴンドラが地面に近づくにつれブレーキが作動し、減速する。これに加え、止まる前に跳ねるものやゴンドラが回転するといったものもある。
タワーの性質により大きく異なるものの、ほとんどのドロップ・タワーで子供の身長制限があり、たとえば9 mのタワーでは95 cm[1]、35 mのタワーでは130 cmである[2]。
落ちるにしたがってゴンドラを推進させ、乗客よりも速いスピードに加速することで、乗客は席から持ち上がる感覚を楽しむことができる。