パルミラ環礁
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パルミラ環礁(Palmyra Atoll)は中部太平洋北緯5度53分 西経162度5分にある環礁。ハワイ諸島の南南西およそ 1600キロメートルに位置し、北ライン諸島に属する。合衆国領有小離島の1つ。
概要 現地名: Palmyra Atoll, 地理 ...
現地名: Palmyra Atoll | |
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パルミラ環礁の一部(衛星写真) | |
地理 | |
場所 | 中部太平洋 |
座標 | 北緯5度52分 西経162度6分 |
諸島 | ライン諸島 |
面積 | 3.9 km2 (1.5 sq mi) |
行政 | |
所属 | 合衆国領有小離島 |
人口統計 | |
人口 | 4 |
人口密度 | 1.03 /km2 (2.67 /sq mi) |
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環礁の周囲はおよそ14.5キロメートルで、ウェストラグーン(West Lagoon)と呼ばれる礁湖は唯一停泊が可能である。広大な暗礁、二つの浅い礁湖、および50あまりの砂やリーフの小島や砂洲から成り、そのほとんどはココヤシ(外来種)、クサトベラ属(英語版)およびトゲミウドノキ(英語版)を含むウドノキ属などの植生に覆われている。一帯のサンゴ礁はハワイモンクアザラシ、タイマイ、アオウミガメ、アカアシカツオドリ、ハリモモチュウシャクなどの動物の生息地で、2011年にラムサール条約登録地となった[1]。
西端のサンド島と東端のバレン島を除き、全ての小島は繋がっている。最大の島は北側のクーパー島で、南側のカウラ島がそれに次ぐ。年間降水量は4445ミリメートル、日中の平均気温は年間を通じて摂氏29.4度ある。