ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! (映画)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(英語: A Hard Day's Night)は、1964年に公開されたビートルズ初の主演映画。リチャード・レスターの監督作品で、イギリスで短編コメディを作っていたリチャードが映画界へ進出するきっかけとなった作品ともなっている。
概要 ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!, 監督 ...
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! | |
---|---|
A Hard Day's Night | |
監督 | リチャード・レスター |
脚本 | アラン・オーウェン(英語版) |
製作 | ウォルター・シェンソン(英語版) |
製作総指揮 | デヴィッド・V・ピッカー(英語版) |
出演者 | |
音楽 |
|
撮影 | ギルバート・テイラー |
編集 | ジョン・ジンプソン |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ |
公開 | |
上映時間 | 87分 |
製作国 | |
言語 | 英語 |
製作費 | $560,000 |
テンプレートを表示 |
閉じる
脚本のアラン・オーウェンは、アメリカでこれまで量産されていたミュージシャン映画のメロドラマといったスタイルを踏襲せず、イギリス気質のあるコメディ作品にしようと考え、ビートルズの忙しい日常をドキュメンタリータッチで描くことにした。つまり、ビートルズがビートルズ自身の風刺劇を演じるという作品となった。なお、この作品では4人がそれぞれ主役であるが、中でもリンゴ・スターの演技が評価され、次作『ヘルプ!4人はアイドル』やビートルズ解散後の映画作品への出演に繋がった。
アメリカでの成功を念頭においていたため、サウンドトラックも兼ねた同名のアルバムを製作。ビートルズがデビュー後初めて、彼らのオリジナル曲のみで構成されたアルバムとなった。
映画作成に当たっては、アメリカでの失敗を恐れて低予算&モノクロで制作されたが、結果は大ヒットとなり、アメリカでもビートルズの作品が軒並み大ヒットを記録した。
2001年に邦題を原題に近い『ハード・デイズ・ナイト』に変更してリバイバル上映され、現在ソフト版ではこちらの邦題が採用されている[2]。