昼間人口
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昼間人口(ちゅうかんじんこう)は、常住人口に他の地域から通勤してくる人口(流入人口)を足し、さらに他の地域へ通勤する人口(流出人口)を引いたものである。昼間人口に対して常住人口のことを夜間人口という。
日本の国勢調査では通勤・通学先を集計した結果により算出される。昼間人口には夜間に勤務や通学する人も含み、昼間の買い物客などは含まない[1][2]。
都心部では昼間人口のほうが多くなりベッドタウンでは夜間人口のほうが多くなる。 昼間人口が夜間人口の2倍以上になる地域は日本で市区町村別に見たとしても10程度と少ないが、東京都千代田区のように昼間人口が夜間人口の10倍以上になる極端な例もある[3]。
夜間人口を100とした場合の昼間人口の指数を昼夜間人口比率と呼び、昼間人口と夜間人口の関係を表す指標として使われる。